ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2016.12.4 15:18

本日打ち合わせ

今日は、次回道場の打ち合わせで
都内某所のビュッフェスタイルのレストランへ。

はあああ、世の中はもうすっかり
クリスマスなんだねえ。

だけど我らはローストビーフをいただきながら、
「天皇制と女性の活躍」という次回テーマに向けて、むしゃむしゃ・・・。
真面目な議論を展開しましたよ。

いよいよ三浦瑠麗さんが道場にやって来ます。
彼女からどんな話が伺えるかな?

女性の活躍という観点からすると、
女を女というだけで蔑む男がいる一方、
その男尊女卑に賛同する女、
女の足を引っ張る女というのも存在する。

私自身も、女だからこうすべき、とか、
こうありたい、という考えや価値観はどうしても
持ってしまいます。
でもそれはあくまで自発的なものであって、
他人から強制されると途端にイヤになってしまう。
たとえば「良妻賢母」なんてその最たるモノです。

自分なりの「良き妻」像というのがあって、
一応はそうなりたいと努力して、途中で面倒になって、
それでもやっぱり頑張ろうと思い直して、
自分で自分の首を絞めているような気がして、
「ばっかじゃねーの」と自分にツッコミを入れつつ、
でも台所のシンクを磨く自分も嫌いじゃない。
そうやって、何とか日々をこなしつつ、
あるとき他者に「良き妻とはかくあるべし」なーんて
言われたら、その場で、即座に、逆のことを、
当てつけのようにやってしまいそうです。

女をある一定の型にはめようとするのって、
案外、女だったりするのかもしれない。
自分も無意識のうちに男尊女卑の価値観が
染みついてしまっているのかもしれない。

あれこれ考えていくと、何が男尊女卑なのかすら
わからなくなってきます・・・。

「女性の活躍」という観点、結構難しいですよ。


最後のデザート絵文字:ハート

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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